FXテクニカル分析チャート入門「フィボナッチ分析」編

【FXのレバレッジ規制について】2009年8月3日に公布された「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」では、本年8月1日(日)の改正法施行日時点より、投資家保護の観点から、取引額の2%以上の保証金(証拠金)の預託を受けることなく業者等が顧客にFX取引を行なわせることが禁止となる旨が定められております。

黄金分割とフィボナッチ数列

テクニカルのコメントを読んでいるとよく、「61.8%戻し」とか、「38.2%押し」といった言葉を見かけます。この61.8と38.2という数字は何を意味しているか、ご存知でしょうか?これは黄金分割比率(黄金比)というものです。万物が本来あるべき、最も美しい比率といわれ、見た目にも快く、落ち着いて見える比率とされています。

 

黄金分割は古代ギリシャにはすでに発見されており、ピラミッド、十字架、古代建造物、絵画などに利用されているのを確認することができます。身近なところでは、トランプ、名刺、A4の紙などがほぼ黄金比でできており、自然界にも花弁やクモの巣にもその不思議な比率を見ることができます。

 

61.8対38.2の比率は、不思議なことに、1.618対1でもほぼ同じです。また1を0.382で割ると、2.618という数字が現れます。筆者はあいにく数学に疎いので、この現象を数学的にうまく説明することができないのですが、この61.8と38.2という数字と比率が、自然界にもともと存在する、とても普遍的でパワフルな組み合わせであることはお分かりいただけると思います。

 

また「61.8%戻し」とか、「38.2%押し」というのは「フィボナッチ・リトレースメント」とも呼ばれます。フィボナッチというのはイタリアの数学者、レオナルド・フィボナッチのことで、この人が名付けた数列がフィボナッチ数列です。

 

これはゼロと1からスタートし、直前の二つの数字の和を並べていったもので、0、1、1、2、3、5、8、13、21、34・・・と増えていきます。すると不思議なことに、数字が増えていくにつれて、隣の数字との比率がだんだんと黄金比に近づいていくのです。これは本当に不思議というか神秘的ですらあります。

 

黄金比が自然界において最も美しく、落ち着きのある比率だとすると、群集心理が強く働く相場でも黄金比が存在するはず。そこで大きく動いた相場が調整に入った時に、38.2%、61.8%で座りがよくなるという考え方が生まれたわけです。

 

たとえば10円下落した相場が反発に転じた場合、3.82円と6.18円上昇した時点でチャート上の審美観が働き、そこで止まる可能性があるということを表しています。上昇トレンドの中で押し目買いを考えている場合や、逆にストップロスの水準を設定する場合に使えるテクニックです。もちろんすべての場合に当てはまるわけではありませんが、こうしたレベルは意識しておいて損はないと思います。

 

なお最近のテレビやパソコンのディスプレイは16対9となっており、黄金分割より少し横長です。そのせいか、時々画面を見ていてとてもバランスが悪いというか、落ち着かない気分になることがあります。どうせなら13対8とか21対13の黄金比にしてくれれば、リビングやデスク周りも調和のとれた雰囲気になったのにと思うことしばしばです。

ピボットテクニカル指数でみる為替相場分析

テクニカル分析指標「ピボット指数」でチャート分析をします。

 

基準値は、前日の高値、安値、NY市場の終値をもとにしています。

 

H:ハイブレイクポイント (新しいトレンドの発生の可能性)
R:レジスタンス(上値の目途)

S:サポート  (下値の目途)
L:ローブレイクポイント(新しいトレンドの発生の可能性)

 

 

 <ドル/円><ユーロ/円><ユーロ/ドル><ポンド/ドル>
H    92.77   117.44     1.2696   1.4920

R2   91.94   115.12     1.2545   1.4765
R1   91.48   113.82     1.2454   1.4674

 

基準値 90.65   111.50    1.2303  1.4519

 

S1   90.19   110.20     1.2212   1.4428
S2   89.36   107.88     1.2061   1.4273

L    88.90   106.58     1.1970   1.4182